2014年12月26日金曜日

八千代市議会議員選挙の結果をふまえて

いつも変わらぬご支援をありがとうございます。

さて12月21日(日)に投開票となりました
八千代市議会議員選挙では、お陰様で、
民主党公認の山口いさむ候補、河野慎一候補とも、
再選し議席を得ることが出来ました。

衆議院総選挙の投開票日が告示日となった
八千代市議会議員選挙ですが、
厳しい状況の中で、両名を地域から
しっかりと勝ち上げていただきましたこと、
ご支援いただいたみなさまに、心から感謝申し上げます。

それぞれ3期目、2期目となりますが、
両名ともこれまでの経験をふまえて、
みなさまからのお声をしっかりと受け止めて、
選挙戦でお約束した
市民の暮らしを支える八千代の街づくりのために、
八千代市政の改善に全力で取り組んでいくと、
意気に燃えています。

民主党千葉県第2総支部も
今回皆様から頂いたお力を支えとして、
来年の統一地方選挙に向けて、
さらに地域における活動を強めていきたいと存じます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

民主党千葉県第2総支部
副総支部長 ひぐちひろやす





2014年12月17日水曜日

闘い終えて、次に向けて、まず地域から。

第47回総選挙が終わって3日。
千葉県第2区でも、候補者を立てられなかった分、
「比例区は民主党に」ということで、
連日、党の街宣車を回していただいて、
地方議員のみなさんはじめ、
総支部総出で取り組みました。
多くのみなさんに応援をいただき、
本当にありがとうございました。

民主党は議席は若干、増えたものの、
自公巨大与党の3分の2を超えている現実は変わらず、
野党内で勢力が変化したものの、
表面的には、目立った変化が見えない結果
といえなくもありません。

しかし、どんな理不尽な選挙であっても、
結果として巨大与党の基盤が確認されて定着し、
政権与党が4年間の時間を得たことは
極めて大きな政治的な意味があります。

これから日本社会の政治的、社会的な変質が、
じわじわと進んでいくのだと感じています。
「経済第一」と安倍総理は煙幕作戦をしていますが、
原発再稼働、安全保障関連法制、憲法改正、
沖縄普天間基地移設の推進など、
これまでの姿勢をみれば、国民があれよあれよという間に、
話を進めていきそうです。

少しずつ進む変化はわかりにくいもので、
私たちは本質的な動きから目を離さず、
弱小野党と言えども声を大にして
巨大与党・政府を監視していかなくてはいけないと思います。

総選挙の投票日であったまさにその日、
千葉県第2区では、八千代市議会議員選挙が始まりました。
民主党では、3期目に挑戦の山口いさむ候補と、2期目に挑戦の河野慎一候補が、厳しい状況の中、懸命に頑張っています。

一番身近な自治体選挙。地方主権、地域からの国づくりを基本としている民主党は、市民に寄り添い、地域に寄り添って活動している地方議員のみなさんこそしっかりと支えていくべきだと思っています。

私も職場の休みをとって今週は応援に入っています。
ぜひ、みなさん、お力をいただきたくお願いいたします。

民主党千葉県第2総支部
ひぐちひろやす

2014年12月2日火曜日

第47回衆議院議員総選挙が始まりました!

本日、第47回衆議院議員選挙が告示されました。

物価が上がり、景気も雇用も不安定で、
生活に追われる師走の大変にあわただしい時期に、
突然、降ってわいたように、
700億円(国民一人当たり700円)近くの税金を使ってまでの
解散総選挙。

「なんで今、選挙なの?」 多くの国民が首をかしげています。
まぁ、忙しいし、消費税上げないと言ってるし、
別に大きく変わりそうもないし、
今回は行かなくていいか、、、
そう思っている方も多いように見受けます。

しかし!それこそ、安倍自公政権の思うつぼなのでしょう。
この暮れの忙しい時期に、出来るだけ争点を隠して、
投票率を下げれば、
利権で縛った業界団体などの固定票を確実に動員できる
与党自民党、公明党に圧倒的に有利です。

国民の視点からは、まったくやる必要のない選挙ですが、
安倍自公政権にしてみれば、自分たちが権力の座に
少しでも長く居続けてやりたい放題やり続けるには、
一番いい時期という判断なのでしょう。

では、本当にそれでいいのか。
この2年間、安倍政権は、
特定秘密保護法の強行採決、
国民的な議論もないままの集団的自衛権の解釈変更に始まり、
国会での審議を軽んじて、独断専行の政治を続けてきました。
挙句の果てに、自らが重要法案と言っていた女性の活躍を応援する法案を放り出してまでの解散。

多くの国民がどことなく不安に感じているこうした政治スタイル。
議論を封じて、私が決めたのだからと
議論せず、させずに独断専行するやり方。
国会の形骸化。議会の軽視。
戦後培ってきた我が国の民主主義そのものを
危うくさせていると感じます。

安倍総理はアベノミクスの効果を喧伝しますが、
それは安倍総理がアベノミクスで儲けさせた人々に囲まれて、
彼らの声だけにしか耳を貸していないからでしょう。
円安による輸入原材料費や公共料金の値上がりで、
苦労している中小企業や庶民生活の厳しさ。
雇用は増えたと言い募っても、
実態は非正規雇用で不安定かつ低所得。
物価高で目減りする年金など、
一般の国民の声が全く聞こえていないからです。

円安、株高で儲かった企業からの自民党への献金は急増。
アベノミクスで儲かっている人だけに囲まれて、
彼らのためにだけの強権的な独りよがりの
暴走政治になんとか歯止めをかけないといけません。
このままの政治を続けさせてしまうのか。

先日、自民党が政権に不利な情報が報じられたことに対して、
公正、公平な報道をと具体的な要請を報道側にしました。
表向きはもっともように聞こえますが、
これは自分たちに都合の悪いことをいうなよ、
という報道の自由に対する政治的な圧迫に思います。

本来、民主主義を支え、国民の目となり、耳となり、
主張を伝える基本となるべきメディア。
なぜかどこも論調は似たり寄ったり。
政府情報の垂れ流し、礼賛のような有様となっています。

この道しかない、ここを行くしかない、
安倍総理は言います。
では、このままいくとどうなるか。

今回、安倍総理は、
アベノミクスについて国民に問うと言っている。
しかし、選挙後、もし安倍政権が勝てば、
国民の信任を得た、としてやることは必ずや、
労働法制の改悪であり、
社会保障制度改革の先送りであり、
公共事業予算、防衛予算の増加であり、
原発の再稼働であり、
特定秘密保護法や憲法解釈の変更に伴っての
戦争参加を可能にする法律群の整備であり、
その先は、憲法9条改正への独断専行政治だと思います。
今回の選挙は、そのための時間稼ぎ、
政権延命のための選挙ともいえます。

暴走するこんなおかしな政治の流れを変えるためには、
今回の選挙はとても大切です。

今回、現実的に政権交代はできません。
どの野党も、突然の解散でそこまでの力はない。
その中で、安倍政権に緊張感を持たせ、
国民に対する説明責任と国会での徹底的な審議をさせ、
国会が役割を果たして、安倍政権の暴走を食い止め、
議会制民主主義を機能させていくためには、
非自公で一つでも多くの議席を取り、
議会での対抗勢力を大きくしなくてはなりません。

こうした状況の中で、断腸の思いで他の野党に小選挙区を譲り、
歯を食いしばって忍んで時を待つことにした同志の方が大勢います。何としても、今回、小選挙区で出た民主党候補者には小選挙区で、厳しくとも比例で議席を得てもらうこと、そのために出来ることを尽くしていきたいと思います。

私は、党職員として、今回は、岡田克也代表代行の遊説担当をしています。同時に地元千葉2区はじめ民主党へのご支援をお願いしていきます。

なお、日々の動向はフェイスブックでできる限り、お知らせしていきますので、そちらも見ていただけると、大変、嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。

ひぐちひろやす 拝




 

2014年11月24日月曜日

第47回総選挙 民主党マニフェストの発表

みなさん、こんにちは!

ひぐちひろやす です。


本日午後、民主党は、今回の総選挙に向けたマニフェストを発表しました。
民主党のホームページ(下記URLをクリックしてください)から見ることができます。

民主党ホームページ:http://www.dpj.or.jp/

ご高覧いただき、みなさまのご意見やご質問などを頂ければ、
ありがたいです。

どうぞよろしくお願いします。


民主党千葉県第2総支部 
ひぐちひろやす 拝

2014年11月22日土曜日

第47回総選挙にあたって(ご報告)

お世話になっている皆さまへ

平素の暖かく力強いご支持、ご支援に心から感謝を申し上げます。

本日、衆議院が解散され、来月2日告示、14日投開票にて第47回総選挙が実施されることとなりました。

この総選挙にあたって、民主党本部において千葉県第2区では民主党は候補者を擁立しないこととなりました。

これは前回の総選挙で野党候補が多数出たことで自公を利する結果となったことを踏まえて、民主党としては候補者を絞り、他の野党と選挙区を棲み分けて、非自公で可能な限り多くの議席を得るためという党全体の方針に基づく決定と聞いています。

千葉県第2区でも前回、私を含め非自公候補が4名出て、結果として自民党候補を大勝させることとなりました。全体的な方針と現状を踏まえ、党本部としては、今回、千葉県第2区には民主党候補の擁立をせず、千葉県7区、8区同様、他党との棲み分け区にするとの決定となり、したがって党職員である私を前回のような形で擁立することはできないということでした。

前回落選後、私は党本部職員に復職する一方で、選挙時にまさに全身全霊を賭してご指導いただいた故・加賀谷健 民主党千葉県連選対委員長・前参議院議員とのお約束から、昨年は総支部長として残留させていただき、長浜博行・参議院議員の選挙を闘い、本年は12月の八千代市議会議員選挙、そして来年の統一地方自治体選挙での必勝に向けて、副総支部長として党勢の維持・拡大のために第2総支部のみなさんと力を合せて取り組んでまいりました。

そうした中で、民主党にとって最も厳しい時期にあって、一貫して、地域において民主党ならびに私に心強いご支援をいただき、ともに活動をしていただいた皆さまには、本当に申し訳なく断腸の思いであり、心より深くお詫びを申し上げます。

この総選挙で民主党の議席を倍増させ、野党棲み分けによって自公の議席を大きく減らし、自公政権のもとで暴走する政治の流れに歯止めをかけるという党の方針のもとでの選択として、何卒、ご理解を賜りたく、お願いを申し上げる次第です。

私自身、みなさまお一人お一人とお会いして、ご説明し、ご理解頂けるようにお願いに上がりたいのですが、党職員の身で、現在、党本部に張り付いて連日、選挙準備に取り組まなくてはなりません。失礼の段、重ねてお詫び申し上げますとともに、どうかご理解を賜り、ご容赦くださいますようお願いを申し上げます。

今回、民主党は千葉県第2区で候補者は擁立しませんが、私自身は、引き続き、民主党千葉県第2総支部のみなさんとともに、民主党の党勢維持拡大および将来世代の育成に力を尽くしてまいります。

どうか今後とも、皆さまからの変わらない叱咤激励、ご指導、ご支援を伏してお願いを申し上げます。

みなさまのご健勝とご多幸をお祈りいたしますとともに、何卒、引き続きのご支持、ご支援を伏してお願い申し上げます。

民主党千葉県第2総支部

副総支部長 ひぐちひろやす 拝

2014年11月13日木曜日

解散風、、、

みなさん、こんにちは。
またかなり間が空いてしまいました。
7月に党の国際局の担当になってから、
代表や若手議員の訪中団の事務局として中国へ、
また韓国主要政党との政党交流のために、
2回、韓国への出張が入る傍ら、
党に在京外交使節を招いての「カフェ・デモクラッツ」の開催や、
留学生の受け入れ、外国要人や大使の表敬対応など、
てんてこ舞いでした。

その中で、八千代市議会の選挙が12月にあることもあり、
八千代市を中心に、小西洋之・第2総支部長や第2総支部の県会議員や市議会議員のみなさんと、週末の街頭活動などをしてきました。

そんな中、いきなりまた解散の風。
なんのための選挙なのか、
自民党が勝てる時にやる、というだけの理由で、
国会にかかっている女性活躍法案など、
さまざまな法案も吹っ飛ばして、
まさに国民不在の中で、
大義なき解散への流れができつつあります。

党の職員に戻っている私は、現時点では、出られる状況にはありません。
自公の議席を減らすために、野党候補を絞る動きもあります。
千葉2区への対応については、これから民主党千葉県連と党本部の選挙対策委員会とで調整をすることになるのだと思います。

誰が出るにせよ、この国民不在の大義なき解散。
民主党として、何としてでも、反転攻勢への第一歩として、
しっかりと勝ち抜くように取り組んでいきます。

ひぐちひろやす

2014年7月30日水曜日

7月もあっという間に。

みなさん、
こんにちは!

あっという間に7月も終わり。
今月は1回、滑り込みでの書き込みになってしまいました。

個人的には、この7月1日付で異動となりました。
民主党の政策調査会から、国際局へ。
すぐに海江田代表の訪中があり、
その準備に始まり、
随行で14日から17日は中国へ。
帰国後のフォローなどでひと月がたってしまったという感じです。
(詳しくは、党のホームページをご覧ください。
http://www.dpj.or.jp/article/104718/ )

私は、日中関係が国交回復以降最も厳しく、
与党政治家の幹部が中国側と対話ができない中で、
中国側のトップ政治家と直接、率直な意見交換をしたことは、
大変、意義があったと思います。
日本の新聞が、中国側の序列とか、表面的なことしか取り上げず、
実質的な内容や関係改善への本質的な観点を報じていないことについて
本当に残念に思いました。

わが国と同様に、中国側にも今の日中関係を憂い、
改善に向けて模索をしている人は多くいます。
秋のAPEC開催に向けて、中国側が関係改善への糸口を、
模索しているとの感触を肌で感じました。
日中関係の悪化は、両国ともに国益にかないません。
どういう方向で、どういう流れで、相互の信頼を取り戻していくのか、
これからさまざまなレベルでの対話と交流が進むことと思います。

また17日のマレーシア航空機撃墜事件を受けての対応にも追われました。
代表、幹事長などの会見での弔意やメッセージ発信とともに、
マレーシア、オランダ首相への弔意メッセージ、
大使館への弔問記帳などに伺いました。
徹底した真相究明がなされなくてはいけません。
新ロシア派武装集団が邪魔をしているとの報道もあり、
日本政府が国際社会と出来る限りの協力をして取り組むよう、
民主党としても政府を後押ししていきます。

またガザ地区の状況もあります。
異動して1カ月の間に、私の業務内容も一変してしまいました。
とにかく任された任務をしっかりと果たせるよう全力で取り組んでいきたいと思います。

暑い日が続きます。
みなさまもどうぞお体に気をつけて。
近況報告まで。

民主党千葉県第2総支部 
副総支部長 ひぐちひろやす

2014年6月20日金曜日

2050年を見据えて:ご案内2件(政策発表、第1回民主党大学)

みなさん、こんにちは。

今日は、二つ、ご案内のシェアです。

ひとつは昨日、「暮らしを守る研究会:少子化・人口減少問題検討チーム」(座長:蓮舫参議院議員、事務局長:泉健太衆議院議員)と「民主党行財政改革総合調査会」(会長:前原誠司衆議院議員、事務局長:小川淳也衆議院議員)が、2050年を見据えた少子化・人口減少に対する政策と、そうした中での財政健全化のための政策を共同で発表しました。

少子化・高齢化・人口減少が急速に進むわが国において、50年後を視野に入れた政策を今から始める必要があります。また社会保障、子育て支援はじめ、そのための政策を支えるためにも、財政健全化は基礎条件です。ぜひ、みなさんにもご一読いただいて、検討、議論をいただければと思います。詳しくは、以下のホームページをご覧ください。(http://www.dpj.or.jp/article/104601/

二つ目は、この内容とも関連するのですが、あらためてのご案内です。

民主党では、来る6月28日(土)に党本部で第1回民主党大学を開催します。
第1回のテーマは「社会保障政策」。

少子化・高齢化・人口減少が進む中で、地域の消滅などと危機的な状況が迫る中で、消費税増税など国民負担が増え、社会保障制度のあり方はもとより、地域での支え合いなど、あらためて共助、公助のあり方をみなで取り組まなければ、国民生活の安心、安定は損なわれていくと思います。

第1回の民主党大学では、民主党の国会議員と一緒になって議論し、あり方を検討していただければと思います。より多くのみなさんがご参加いただければとのことで、あらためてご案内をシェアさせていただきます。詳しくは、下記のホームページをご覧ください。(http://www.dpj.or.jp/article/daigaku

また、内容についてのお問い合わせは、それぞれ民主党政策調査会、民主党国民運動委員会にお寄せください。私でお返事できるものについては、メールでお応えします。

民主党千葉県第2総支部 ひぐちひろやす

2014年6月17日火曜日

特定秘密保護法の廃止法案への対応について

みなさん、こんにちは。
ひぐちひろやす です。

 さて、昨16日、共産党、社民党の議員4名が中心となって、「特定秘密保護法廃止法案」を国会に提出されたことが、報道されています。
http://tanakaryusaku.jp/2014/06/0009490

 このことについて、民主党政策調査会事務局で、同法案に関連する一連の法案などに関わったことから、私のところにも「民主党は、なぜ共同提案しないのか。」「民主党は反対ではなかったのか。」「幹部は廃止法案をだすといっていたのではないか。」とのお問い合わせをいただきました。

 そこで、ぜひ、みなさんにご理解をいただき、一緒に考えていただきたく、ちょっと長くなりますが、書かせていただくことにしました。

 まず、民主党は、現在の特定秘密保護法は問題が多く、到底このまま施行させるわけにはいかないという反対の立場は今も変わっていません。 

 そのうえで、今通常国会冒頭から、廃止法案は状況次第でいつでも出せるような準備はしていました。 

 ただみなさん、よくご存じのとおり、廃止法案は出せばいいというものではないということです。出すからには何としてでも成立をさせるように努力しなくてはなりません。 

 しかし今の国会勢力では、廃止法案は成立の見込みはほとんどありません。法案を提出して数の力であっという間に否決されれば、逆に特定秘密保護法にお墨付きを与えたことになりかねません。 
 
 

 本気で廃止をめざすなら、与党からも賛同者を得られるようにしなくてはならず、そのためにも地味でも根気強く、議論を煮詰める時間が必要だと思います。そういう努力を本気で政治家がやれるかということです。

 マスコミにはほとんど取り上げられていませんが、民主党は、国会冒頭から、特定秘密保護法の問題点を国会審議の場で度重ねて政府に質すとともに、他の野党とも連携しながら、施行に向けた政府の準備状況を担当の森大臣への申し入れ始め、執拗に確認をしてきました。いったいどういう監視機関をつくるのか、特定秘密の指定・解除・運用などは具体的にどうするのか。それすら今もって政府は明らかにしません。政府における監視機関を政府が政令で身内だけで決めようとしているは明らかです。( http://www.dpj.or.jp/article/104429/ )

 また国会における監視機関の議論でも、自公案が国会終結間際に突然提出されました。民主党は、昨年出した国会法改正案(国会側の情報取得の権原を強める国会法104条の改正案)を何とか成立させるべく、維新の会や結いの党にも協力してもらって改定して出し直しました。(http://www.dpj.or.jp/article/104527/

 本当に廃止させるなら、国会審議の場で、徹底的に特定秘密保護法の問題点を詰めて、国民世論に訴えて、与党も動かざるをえないまでにならないと、1強多弱の国会状況ではおよそものごとは動きません。 

 その中で、先日の衆議院議員運営委員会で、民主党の後藤祐一議員は、自民党の法案責任者である中谷元衆議院議員との質疑で、特定秘密保護法の欠点を認めさせ、3年後には見直すという答弁までとりつけました。まず一歩です。 
 

 さらに12月の施行に向けて、政府の準備が整うのか、そうでなければ、施行を延期せざるをえません。また内容によっては、与党自身が、特定秘密保護法そのものの改正も必要になります。現実として、この法律を廃止するためには、廃止法をだし、廃止を訴えるだけでは、巨大与党の前では、何も変わりません。 

 政治は結果責任です。何としても問題の多いこの法律をこのまま施行させることにならないように、一歩でも現実を変える努力をしていく中で、実質的な廃止への道が見えてくるのだと思います。ずいぶん長くなりました。正確にお伝えしたいとの思いからのことで、どうぞお許しください。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 ご質問やご意見は、是非、メールでお知らせください。

民主党政策調査会 ひぐちひろやす

2014年6月5日木曜日

国会も最終盤へ

みなさん、こんにちは。

1月24日に始まった通常国会も、
当初の予定通りであれば、あと2週間ほどで閉会となります。

私は、現在、民主党の政策調査会で、
内閣部門(内閣官房・内閣府)にかかる法律案や政策を担当しています。
みなさんもご存じのように、今、内閣官房や内閣府が、
内閣の総合調整を行うことから、政府にもさまざまな担当大臣がいます。

民主党でも、内閣部門では、防災、拉致、沖縄・北方領土、少子化・男女共同参画・人権・消費者及び食品安全、経済再生・科学技術・宇宙政策・情報通信技術(IT)・海洋政策・中小企業、公務員制度改革・規制改革、新しい公共などなど、実に広範囲にわたっています。

衆議院側では、こうした各分野に関する政府提出の法律案の審議、採決が終わり、
議員立法の扱いが協議されています。
ちなみに、長くなりますが、私が担当事務局として今国会で扱った政府提出法案は以下の通りです。

●国家公務員法等改正案(内閣人事局の設置に関する改正)
●内閣府設置法改正案(総合科学技術・イノベーション会議への改組等)
●健康・医療戦略推進法案(健康・医療戦略の策定、健康・医療戦略推進本部の設置等)
●独立行政法人日本医療研究開発機構法案(医療分野の研究開発推進のための独立行政法人の設立等)
●重大な犯罪を防止し、及びこれと戦う上での協力の強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の実施に関する法律案(指紋情報照会等に関する日米協定の実施のための国内法)
●株式会社地域経済活性化支援機構法改正案
●独立行政法人通則法改正案(独立行政法人を改革するための法案)
●独立行政法人通則法改正の施行に伴う関係法律の整備法案
●原子力委員会設置法改正案(原子力委員会の職務、委員の見直し)
●沖縄振興特別措置法改正案
●不当景品類及び不当表示防止法等改正案

また、議員立法として、
●国民の祝日に関する法律の改正(「山の日」法案)

以上は、今国会で審議され、成立、ないし成立の見込みとなっています。

一方、議員立法などで検討中のものに以下の法律案などがあります。
●国会法等改正案(国会が政府の特定秘密を監視する「情報監視審査会」を設置するという与党案)
●国会法改正案(国会の判断で政府の秘密情報を提供させる権限を強めるもの)
●サイバーセキュリティ基本法案(サイバーセキュリティ対策の推進させるものど)
●被災者生活再建支援法改正案
●死因究明等推進法案
●特定複合観光施設区域整備推進に関する法案(IR法案、いわゆるカジノ法案)
などです。

ながながと書きましたが、今国会、内閣委員会の関係だけでこれだけの法案や政策が動いてきました。他の委員会も同様かさらに多いところもあります。新聞、報道などでは、政治というと、与野党がもめているところを面白おかしくとりあげるきらいがあります。しかし、国会の現場では、地味ですが、こうしたひとつひとつ国民生活に深くかかわる法律が、次々と積み重なっている実態があり、みなさんにもそうしたところをぜひ、お伝えしていきたいと思います。

今国会中の法律などでご質問などありましたら、ぜひ、お寄せください。





2014年5月28日水曜日

5月も瞬く間に、、、

みなさん、こんにちは。
前回から、またずいぶんと間が空いてしまいました。
フェイスブックでは、逐次、お伝えしているのですが、
ブログはほとんど更新していない状況で、
申し訳ありません。

この間、去る4月24日、
民主党千葉県第2総支部の顧問をお願いしていた
前参議院議員の加賀谷健先生のご逝去という
大変、悲しいことがありました。
29日、30日とお通夜、お別れの会が催されました。

一昨年の衆議院選挙に始まり、
大変、暖かく、力強くご指導、お支えをいただきました。
偉大な先達をなくし、大きな衝撃と深い悲しみの中にあります。
心から哀悼の意を表し、ご冥福を祈るとともに、
習志野、八千代、花見川の議員幹事のみなさん、
党員、サポーターや支援者のみなさんとともに、
あらためて加賀谷先生のご意志のもと、
しっかり取り組む決意を新たにしました。

4月28日には、鹿児島県第2区での衆議院の補欠選挙がありました。
民主党が推薦する打越あかし氏は、私の松下政経塾の先輩でもあり、
私も週末、鹿児島に応援に伺いました。
大変なご健闘をされ、実際に九州では、自民党候補より多くの方から投票をいただきましたが、奄美など島しょ部で及ばず、惜敗となりました。

大型連休には、各地でのメーデー大会、
そして5月中旬には、千葉県野田市で市議会議員選挙がありました。
千葉県での地方議会一般選挙のスタートとして、
千葉県連も総がかりで支援、応援を行う方針となりました。
第2総支部の現在の総支部長である小西洋之・参議院議員は、
県連の選対委員長であり、また野田市のある第7総支部の総支部長でもあります。

第2総支部でも年内12月に八千代市議会議員選挙もあり、
野田市議会議員選挙への最大限の支援を行うため、
17日(土)20時から第2総支部幹事会を開催し、
一致した応援態勢について確認しました。
18日(日)の告示日には、
石井敏雄・幹事長、鈴木均・幹事、八千代市議会議員の山口勇・幹事と河野慎一・幹事、習志野市議会議員の市角雄幸・幹事、千葉市議会議員(花見川)の段木和彦・幹事とともに、応援に入りました。

野田市議会では、それまで民主党現職は1名でしたが、
今回、現職1名に加えて2名の新人候補が立候補。
厳しい選挙戦でしたが、見事、
石原よしお氏、小椋なおき氏、滝本けいいち氏、
3氏全員が当選され、私たちも大きな元気と次への力をもらいました。

一方、国会においては、通常国会の終盤に向けて、
内閣提出法案の審議、採決が行われるとともに、
議員立法についての動きが激しくなっています。

私は、民主党政策調査会で内閣部門を担当しています。
5月には、健康医療独立行政法人通則法改正案(独立行政法人改革に関する法案)、原子力委員会設置法改正案(原子力委員会を縮小し職務を見直すもの)などに加えて、議員立法の「山の日法案」、政府保有秘密に関する野党実務者協議やこれに関連する国会及び政府による監視等に関わる国会法改正などについて取り組んできました。さらに、今、内閣部門には、風俗営業法改正案(ダンス規制の緩和)、サイバーセキュリティに関する法整備、特定複合観光施設区域の整備推進に関する法案(カジノ法案)、死因究明等を推進するための法整備などの課題が上がってきています。

消費税がこの4月から上がりました。国民生活、中小企業への影響が出始めいます。一方、社会保障や子育て支援の充実などに増税分が使われているのか、しっかりと質していかなくてはなりません。また制度の充実についても、与党は「医療・介護法案」を強行採決しましたが、これは「要支援切り」につながるものです。
さらに、集団的自衛権、特定秘密に関する議論が、ここにきて一気に進みつつあります。私たちは、国民に開かれた形で、十分かつ徹底した議論を行うように求めています。

国会終盤に向けて、しっかりと取り組んでいきます。

ひぐちひろやす

2014年4月11日金曜日

民主党千葉県第2総支部 第4回幹事会を開催しました。

みなさん、こんにちは。
ひぐちひろやすです。

あっという間に、桜が通り過ぎていきました。
今年は、ちょうど見ごろが週末にあたり、
変わりやすい春の天気の中でしたが、
多くの方が各地で花見を楽しまれたことと思います。

さて、千葉県第2総支部では、
去る6日に本年第4回の幹事会を開催しました。
当日は、新事務所前の通りでは、
八千代の桜が見事に咲き、さらさらと風に乗って、
舞っていて美しい日でした。

余談はさておいて、幹事会では以下の報告をしました。
1)4月1日の党本部常任幹事会で、鈴木均氏の千葉県議会議員(習志野市選挙区)における公認が内定しました。
2)野田市議会議員選挙が5月18日告示、25日投開票となるところ、千葉県での地方自治体議員選挙のスタートとなる大切な選挙であり、2区としても全力で応援していきます。
3)12月には八千代市議会議員選挙が予定されているところ、八千代における党勢拡大活動を強化していきます。
4)2014年の党員・サポーター登録が始まっており、先般、2区の目標を千葉県連に届け、千葉県全体で集約したところだが、さらなる積み上げをめざして、ご協力、ご尽力をお願いしたい。
5)行政区支部について、規約と組織規則の改定により、従来の行政区支部に加えて、各級議員による行政区支部の設立もできることとなり、党本部から具体的な手続きについての案内が来ているところ、希望のある地方議員については、党勢拡大、党員・サポーター登録や地域活動などを勘案して検討してほしい。

その上で、地方自治体選挙の取り組みについて、幹事で協議し、各行政区でのプレス民主号外の作成、国会議員との共同ポスターの作成をしていくとの方針が了承されました。

さらに、5月には、第2総支部としての見学会、地域視察を行うことが提案され、これも了承されて準備に入ることとなりました。

一歩一歩、活動を積み重ねて行きたいと思います。
みなさまのさらなるご支援、ご協力をよろしくお願いします。
また、こういうことをやってはどうか、とか、
これはどうなっているのか、などというご意見、ご要望など、
是非ともお寄せいただければ、
大変、ありがたく思います。
どうぞよろしくお願いします。

民主党千葉県第2総支部
副総支部長 ひぐちひろやす
メール:higuchi.hiroyasu.dpj@gmail.com
FAX:043-441-4915

(職場の民主党本部から撮影。国会議事堂の風景)

2014年3月24日月曜日

第2総支部の総会を開催しました。

みなさん、こんにちは。
千葉もようやく春めいてきました。
今週にも桜の開花が見られるかもしれません。
いかがおすごしでしょうか?

前回からまた、あっという間にひと月近くが過ぎてしまいました。
Facebookは、その都度、あれこれと書き込んでいるのですが、
こちらのブログはついつい後回しになって、
日が過ぎてしまいます。

昨日、新総支部長の小西洋之参議院議員のもと、
民主党千葉県第2総支部の第3回幹事会と定期総会を開催しました。

私からは前総支部長として、2013年の活動報告をさせていただくとともに、昨年のどん底から今年は党勢の反転拡大、地方自治体選挙での必勝を期して、幹事、党員、サポーターが、さらに連携・協力し、総支部一体となって取り組むことをお願いしました。

新役員体制は以下の通りです。

総支部長   小西洋之 参議院議員
副総支部長 樋口博康 
幹事長    石井敏雄 千葉県議会議員(八千代選出)
幹事      三瓶輝枝 千葉市議会議員(花見川区選出)
幹事      段木和彦 千葉市議会議員(花見川区選出)、
幹事      木村 孝  習志野市議会議員
幹事      市角雄幸 習志野市議会議員
幹事       山口 勇 八千代市議会議員
幹事         河野慎一 八千代市議会議員
幹事・会計監査 鈴木 均

また、第2総支部の主たる事務所を八千代市に移しました。
八千代市役所から5分ほどのところ。八千代中央駅からも徒歩で10分程度の場所です。

住所:千葉県八千代市萱田2223-16 タキノビル1F
地図:http://yahoo.jp/-Z_i8a

電話:047-750-1040

なお、従来の幕張の事務所は、「ひぐちひろやすフォーラム」の事務所として、当面の間、そのまま維持していく予定です。

また、統一地方自治体選挙には、上記幹事の地方議員のみなさん、全員の再選を期すとともに、新幹事に加わった鈴木均さんを習志野市からの千葉県会議員候補として擁立します。また千葉市花見川区においても県会議員候補の擁立を検討していくこととなりました。

これで地方自治体選挙に向けてスタートする大枠の態勢が整いました。民主党にとっては、厳しい状況は続いていますが、一歩一歩前に進んでいくしかありません。引き続き、みなさまのご支援、ご協力、ご参加をどうぞよろしくお願いします。

民主党千葉県第2総支部
ひぐちひろやす







2014年2月27日木曜日

瞬く間の2月

みなさん、こんにちは。
ひぐちひろやすです。

すっかりご無沙汰をして申し訳ありません。
フェイスブックのほうは、ちょくちょく書き込みをしているのですが、
なかなかブログまで行き着かず、
ブログを見ていただいているみなさまには、
失礼してしまいました。

今月は、関東地方では、2度もまれにみる大雪に見舞われて、
被害にあわれたり、ご苦労をされた方が多いことと思います。
お見舞いを申し上げます。

さて、そういう中で、今月はいろいろと節目の行事がありました。
まず、2月7日の民主党千葉県総支部連合会の総支部長・幹事合同会議で、
民主党千葉県第2総支部で、総支部長を小西洋之参議院議員への交代が了承されました。
私は、副総支部長として、小西新総支部長を補佐してまいります。
またこの時に、かつて習志野市から民主党公認候補として千葉県議会議員に立候補した
鈴木均さんの復党も了承されました。
(総支部長の交代は、2月18日の党本部常任幹事会で正式に了承されました。)

続く、2月8日、9日には、大雪が降る中、福島県郡山市で、民主党大会が開催されました。
初日は、福島県視察にはじまり、
政策研究の7分科会と暮らしを守る研究会など、政策議論を中心に、
そして2日目は、代議員会議、財務委員会、大会本会議など、
党運営の基本方針を定める会議が開催されました。

党のホームページで両日の記録を取りまとめていますので、ご覧ください。
http://www.dpj.or.jp/article/103905/

また翌週の2月15日(土)には、雪が残る中、
民主党千葉県総支部連合会第16回定期大会が、
千葉市の京成ホテル・ミラマーレで開催されました。
http://www.minshu-c.com/news.html#140215

同大会前に、第2総支部の幹事会を、小西洋之・新総支部長のもとで開催しました。
復党した鈴木均さんにもご挨拶をいただきました。

国会開会中、予算委員会の審議なども進む中、政策調査会のほうでも、
担当の政策に関する質問準備や、内閣委員会関連の法案対応などに取り組んでいます。

また経済や予算関連質疑とともに、特定秘密保護法の行方、集団的自衛権や憲法改正論議、NHK経営委員の問題、派遣法や年金など雇用や社会保障関連問題など、さまざまな重要案件が目白押しです。

みなさんからのご意見なども、いろいろとお伺いできればと思います。

昨年続けていた「8の日サークル」は、現在、一時休止中です。
千葉県第2総支部の新体制の下で、新総支部長のもと、みなさんのご意見を聞きながら、
今後の活動を組み立てていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。

ひぐちひろやす







2014年1月31日金曜日

「文化力」の時代(青木保・国立新美術館館長のお話を聞いて)

みなさん、こんにちは。

今朝(31日)、民主党の政策勉強会で、青木保・国立新美術館館長から、「東アジア現代文化圏の形成と文化政策」というテーマでお話を伺いました。

青木先生のお話しの概要は、、、、

 東アジアは、地球上でもまれにみる多様な文化が共存する地域。近代化、グローバル化の中で、東アジアで様々な文化が「混成化」していくと同時に、アジア各国、各地域では、積極的な文化振興政策、文化大国、文化強国への取り組みが進んでいます。
 

 日本はこれまで現代文化の創造や文化施設の建設などでは、アジア各国を先導してきた。しかし21世紀に入って衰えが目立つ。

 これまで日本は、文化(伝統文化ばかりでなく最近のアニメやポップカルチャー、メディアアートなども含めて)によって親しみや尊敬を持たれ、好まれる国であったし、これからもその「文化力」を大切にしていくべき。また、オリンピック、パラリンピックは世界のスポーツの祭典であると同時に、外国から人々が集う中で文化の祭典にもなりえるものであり、文化にももっと目を向けるべき

  政治・経済・軍事だけでなく、グローバル化の時代においては、「文化力」が国民や国の大きな力となり、国際的な評価につながる。各国ではすでに意識して「文化強国」「ソフトパワー」の充実に政策的にも力を入れている。しかし今、日本の文化予算は、金額的にも予算比率の割合でも、フランス、イギリス、ドイツ、韓国よりも少ない状況。日本はもっと意識的、積極的に「文化力」の向上と充実に取り組んでほしい。


  私は、青木保先生のこうしたお考えに深く賛同します。アベノミクス、アベノミクスと言って、目先の株価に一喜一憂し、防衛力の増強に余念がない今の政治。しかし、「和」の心、「共生」を重んじる国民性にはじまり、世界的にも独特な日本の文化は、人類の文化に大きく貢献できるとともに、日本
国民ひとりひとりが人として心豊かに生きていける時代としていくために、21世紀に実現していく日本の姿であり、取り組むべき政策だと思います。

ひぐちひろやす

2014年1月30日木曜日

第186回通常国会が始まりました。

去る24日、第186回通常国会が開会され、安倍総理大臣の施政方針演説等が行われ、28日から今日31日まで、衆議院、参議院で各党の代表質問が行われています。

28日の海江田民主党代表の質問の内容、原稿は、以下のURLから見ることができます。
http://www.dpj.or.jp/article/103796/

海江田代表が、安全保障、外交、歴史認識、経済、社会保障などについての基本的な姿勢について正面から問うたのに対して、安倍総理からの答弁は、官僚が用意した通り一遍の形式的な、ある意味無難な答弁でかわされたように思いました。
http://www.dpj.or.jp/article/103794/

明日から衆議院、参議院で予算委員会が始まります。
まず明日31日から始まる衆議院での予算委員会質疑では、民主党は、予算委員会筆頭理事である長妻昭議員を先頭にはじまり、岡田克也議員、古川元久議員、篠原孝議員、大串博志議員、玉木雄一郎議員と、あらゆる分野に精通した論客ぞろいです。
代表質問、政府答弁を踏まえて、正面からの論戦がなされることと期待しています。

ひぐちひろやす




2014年1月22日水曜日

21日、民主党は、「特定秘密保護法廃止フォーラム:国民の知る権利と報道の自由を守ろう!」を開催しました。

みなさん、こんにちは。

昨21日、民主党は、『特定秘密保護法廃止フォーラム:「国民の知る権利」と「報道の自由」を守ろう!』を開催しました。

概要は、党のホームページにあります。
http://www.dpj.or.jp/article/103776

また、全体の録画もこちらから見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/42940187

この特定秘密保護法は、ご存知のように、先月終わった臨時国会の最終盤に、多くの国民が反対や慎重審議を求める声を上げる中で、与党が審議を打ち切って、強行に採決して無理やり成立させ、その1週間後に公布されました。

この法律は、「国民の知る権利」、「報道の自由」はじめ基本的な人権など民主主義の根幹にも関わる重要な法律であり、民主党は「特定秘密保護法対策本部」を立ち上げて、引き続き、この法律の廃止に向けて取り組むこととしています。

私は今、民主党本部事務局の政策調査会で、この法律や対策本部の担当のひとりとして取り組んでいます。

この特定秘密保護法は、国民と行政との関係、知る権利と民主主義との関係、立法府と行政府との力関係など、民主主義の本質的で重要な部分に関わるもので、とても難しいと思います。

経済指標のように具体的な数値や形で見えづらいところから、具体的に国民の生活にどうかかわるのか、など実感としてとらえにくい部分が多いところにも、わかりにくさがあると思います。

ただひとつの「法律」としてみて、行政がいかようにも決めて運用できるという裁量の幅が大きすぎ、しかもそれに対する国民や国会、司法のチェックや暴走へのブレーキがかけられない仕組みになっていること自体が問題のすべてを語っていると思います。たとえば総理は、有識者会議や内部のチェック機関を言われますが、この法律にはその権限も、責任も、何も書かれていません。

言うまでもなく民主主義の社会では、主権者である国民は、さまざまな情報をもとに政治のあり方、行政のあり方を判断し、選択、決定をしていきます。その情報を行政がコントロールできるということは、国民の判断そのものをコントロールすることになりかねません。

「まさか、、、ネットが普及した情報溢れるこの社会で、、、、」という方もおられます。しかしたとえば卑近な例で、韓国軍への1万発の弾薬の供与決定にあたってのホントのところはどうだったのか、政府で誰がどういう議論をして今回の決定に至ったのか、政府は国民に対する説明責任を果たしたのか、など安全保障分野においては、いくらネットが普及しても当事者しかわからないことで、国や国民の今と将来の安全に関わる情報はいくらでもあります。

人権や自由を勝ち取ってきた南アフリカでは、この政府の情報管理の法律のために数年議論を続けて来たとか。長くなりましたが、この法律はさらに本質的な議論をする必要があると思います。

ひぐちひろやす

2014年1月3日金曜日

明けまして、おめでとうございます。

新年、おめでとうございます。

昨年は、大変お世話になり、ありがとうございました。
党の再出発に向けて新しい綱領の策定、参議院議員選挙、
千葉県第2総支部の活動、政策調査会での政策対応と、めまぐるしい1年でした。
特に臨時国会での特定秘密保護法は、国民的な議論となりました。
同法律の議論は、今年の通常国会でも続くものと思われます。

今年は、これまでの教訓を踏まえ、なんとか一歩ずつまた前に進める年にしていきたいと思います。皆さまの引き続きのご指導、お力添えをよろしくお願いします。

みなさまにとって、平成26年がより良き年となりますように、
ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

平成26年元旦

ひぐちひろやす