2017年2月26日日曜日

2月”わ”の会のご報告(ならしの&まくはり)

2月15日に≪ならしの≫、
25日に≪まくはり≫、「“わ”の会」を開きました。
それぞれ8名から10名余の参加者で約2時間。

来年度予算案、天下り・国有地払下げ、南スーダンPKO、共謀罪、テロ対策、日米関係や北朝鮮など、国会審議や内外の課題について、いろいろと意見交換。

また格差是正や経済対策の中で、15日の≪ならしの≫で「住と生活」に関する政策についてご提起があり、ブレーンストーミング的な議論をし、それをふまえて≪まくはり≫でも皆さまと意見交換をしました。

生涯を通じて「住」は暮らしの中での経済負担はとても大きい割合を占めます。都内で就職した若者も20万円稼いでも、その半分が家賃で消えると聞きます。低所得世帯では「住」の負担を軽減できれば少しでも教育や生活向上の消費に回せます。「住」を「公」が保障することは憲法25条に謳われる「健康で文化的な」生活を営む権利に応えるものであり、「ベーシックインカム」の考え方にもつながります。

現在、人口減少が進む中でも、相続税対策の賃貸住宅はじめ都心を中心に過剰な住宅供給が続く一方で、地方はもちろん駅前の一等地でさえ空き家・空き店舗・空き地ができて、かつて人の賑わいと生活の活気があった街や団地が全体としてゴースト化しつつあります。

それでも何十年か前の市街化調整区域とか都市開発計画は止まらず、かつては肥沃な農地や緑地帯だった土地を切り刻んで、上下水道・電気など大きな公共インフラ投資を要する開発を進めようという流れは止まりません。

こうしたことなど、ご近所や地域の状況、千葉市、習志野市、八千代市の取り組み、地域自治会のみなさんの様子などについて、さまざまなお話を伺いました。このテーマについては、来月も引き続き、”わ”の会で取り上げて皆で研究をしていきたいと思います。

なお、3月の”わ”の会は、≪ならしの≫が15日(水)18時から、≪まくはり≫が25日(土)14時からの予定です。なお、まくはりは、桜前線開花予報の日なので、桜の木の下でやろう!ということになっています。詳細は、あらためてご連絡します。どうぞお気軽にお越しください。